
メールアーカイブ期間を柔軟に設定でき、日本語による検索が可能なところが重宝している
コンテクストカンパニーとして先進的な事業に取り組む同社のセキュリティポリシーに沿ったメールアーカイブを実現。
導入企業:株式会社デジタルガレージ
グローバルなビジネス展開を見据えGoogle Google Workspaceを選択
-- それではまず、Google Workspaceを導入した経緯を教えてください。
Google Workspaceを導入する以前は、ホスティングサービスを利用してメールシステムを運用していました。
しかし、メールボックスの容量が小さく、Webメールの使い勝手もあまり良くありませんでした。さらに、サーバに負荷がかかると送受信が遅延するといったこともあり、メールシステムをGoogle Workspaceに移行しました。
-- メールシステムとしてGoogle Workspaceを選択した理由を教えてください。

Google WorkspaceのGmailは、25GBと大容量のメールボックスを利用でき、インターフェースも洗練されています。
また、当社は国内のみならず米国、アジアなどでも事業を展開していきますので、Google Workspaceであれば社内リソースに負荷をかけることなく、グローバルな環境でもスムーズにメールシステムを運用できると考えました。
セキュリティポリシに沿って、送受信メールのアーカイブを保管

-- HENNGE Oneの利用状況を教えてください。
当社では、HENNGE Oneのアーカイブ機能を利用して送受信メールを保管しており、保管期間は1年に設定しています。
-- メールをアーカイブしている理由を教えてください。
当社ではでISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)を取得しており、セキュリティポリシでメールのアーカイブを一定の期間、保管するよう定めています。業務上あるいはセキュリティ上の問題が発生した場合、その証跡をトレースすることができるようにしておくためです。
一方、アーカイブをほかの場面でも利用することがあります。
-- 「そのほかの利用方法」についても教えてください。
あまり頻度は多くありませんが、メールが届いているかいないか確認してほしいという問い合わせを社内から受けることがあります。その調査にメールアーカイブを利用することがあります。
また、メールのアーカイブを保管していること自体が、メールを使った不正行為などの抑止効果にもつながると考えています。
日本語による検索機能とアーカイブの保管期間を柔軟に設定できることが採用のポイント
-- HENNGE Oneの導入を決めた理由を教えてください。
次の3つのポイントが、HENNGE Oneの導入を決めた主な理由です。
- ● メールのアーカイブ期間を柔軟に設定できる
- ● 日本語によるアーカイブの検索が行える
- ● クラウドサービスなので、手間をかけずに導入できる
最終的には、利用コストが適正で、ほかのグループ会社でもHENNGE Oneを導入していたこともあり、安心してサービスを利用できると考え導入を決定しました。
-- HENNGE Oneには、アーカイブ以外にGoogle Workspaceをサポートする機能がされていますが、今後、それらの機能を利用する予定などはありますか。
まずアーカイブに関して、業務によってはアーカイブの保存期間を2~3年に延長してほしいという要望も受けているので、状況を見ながら保存期間を変更することも考えています。ほかの機能に関しては、メールの誤送信対策に興味があるので、今後検討してみたいと思っています。